皮膚のがん
皮膚のがんには基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫など様々なものがあり、その場に留まりやすいものや転移をしやすいものなどそれぞれ性質が異なります。
皮膚のがんには様々な種類があります。
当院での対応が困難な場合は、基幹病院へ治療を依頼します。
症状
【基底細胞癌】
中年以降の顔面の正中部に多く発生します。ほくろのような黒色調のしこりでいつの間にか傷ができて出血することがあります。
【有棘細胞癌】
多くは、きずあと、ボーエン病、日光角化症といった先行病変の上に生じます。薬でも治らない湿疹のような状態から液が出たり出血したりしこりが出てきたりして大きくなります。
【悪性黒色腫】
濃淡のある黒色のあざとして見えます。形が不整、境界がはっきりしない、色に濃淡がある、直径が6mm以上の特徴があることが多いです。
検査の流れ
ダーモスコピーという拡大鏡で形状を詳細に確認したり、組織の一部を取って検査に出す(生検)ことがあります。
治療
がんの種類や大きさによって治療方針が変わります。
手術で切除できるものもありますが、当院での対応が難しい場合は基幹病院に治療を依頼します。